オンラインカジノで賭けマージャン疑い 客6人も書類送検

先月(2月)、ネット上で賭けマージャンをさせるオンラインカジノを日本国内で運営していたとして会社員など7人が逮捕された事件で、警察は、客についても、6人を常習賭博の疑いで書類送検しました。
オンラインカジノで金を賭ける行為はすべて違法で、警察は、知らなかったでは済まされないと注意を呼びかけています。

8日までに書類送検されたのは、東京や大阪などに住む27歳から51歳の会社員など、合わせて6人です。
警察によりますと、6人は、去年(令和5年)3月から12月にかけて、賭けマージャンのサイト「DORA麻雀」で金を賭けて賭博をしたとして、常習賭博の疑いがもたれています。
警察の調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。
このサイトをめぐっては、先月、運営していたアメリカ国籍の会社員など合わせて7人が、客に賭けマージャンをさせて手数料を得ていたなどとして逮捕されていて、検察は、このうち3人について、8日、賭博開帳図利の罪で、別の3人を賭博開帳図利ほう助の罪で起訴し、1人を不起訴にしています。
このサイトでは、「カジノが合法な国のライセンスを保有している」などとし違法性はないとうたっていましたが、国内からオンラインカジノにアクセスして金を賭ける行為はすべて違法になり、警察は、「検挙されれば『知らなかった』では済まされず、違法性を認識してほしい」と注意を呼びかけています。