京都 清水寺に12メートルのこけし横たわる アートイベント

京都市東山区の「清水寺」に、長さが12メートルにも及ぶ巨大なこけしの形をしたアート作品が現れ、参拝者たちを驚かせています。

清水寺の西門の前に現れたアート作品は、京都市内で開かれているアートイベントの一環として大阪市の男性2人組のアートユニットが展示したもので、長さはおよそ12メートルあり、空気でふくらませています。
東北のこけしを参考にカラフルに作られ、「花子」と名付けられていて、見た人に違和感を与えて引きつけようとあえて横たわらせてあります。
内蔵されたスピーカーから「春はすぐそこ」とか、「写真映え」などと言葉を話す演出もあり、参拝者たちは初めは驚いた様子でしたが、すぐに記念撮影を始め、アートを楽しんでいました。
東京から観光に来たという19歳の男子大学生は、「大きさにびっくりしましたが、持って帰りたいくらい気に入りました」と話していました。
また茨城県から訪れたという22歳の女子大学生は「こけしの色合いがかわいくて、癒やされました」と話していました。
作品は今月(3月)10日まで楽しむことができます。