舞鶴市議会 市長の問責決議案を賛成多数で可決

舞鶴市議会は26日、本会議が開かれ、舞鶴市がホームページで一部の議員の会派を批判する内容を公開したとして市長の問責決議案が提出され、賛成多数で可決されました。
市長の問責決議案が可決されるのは、市議会がおかれたこの80年余りで初めてだということです。

舞鶴市議会は26日、本会議が開かれ、この中で、鴨田秋津 市長に対する問責決議案が提出されました。
決議案では、舞鶴市がホームページで一部の議会の会派を批判したことを念頭に▼一方的に市議会の判断が間違っているかのような表現をしたことや▼民主主義に対する公の力の乱用にあたるなどとしています。
そして、採決の結果、賛成19人、反対5人の賛成多数で可決されました。
問責決議には法的拘束力はありませんが、舞鶴市議会の事務局によりますと舞鶴市で、市長への問責決議案が可決されるのは、80年余り前の昭和18年に市議会がおかれてから初めてだということです。
問責決議案が可決されたことを受けて鴨田市長は「指摘されているホームページでの記述は市の見解ではなく、事実を記したものだ。各議員を軽視しているわけではなく、言論を封殺しているわけでもないということは申し上げたい」としています。