京都市 門川市長 最後の登庁日 “感謝と感動の日々だった”

4期16年務めた京都市の門川市長が22日、最後の登庁日を迎えました。
記者会見では、「感謝と感動の日々だった」と振り返ったうえで、職員などに見送られながら市役所をあとにしました。

京都市の門川市長は22日、最後の登庁日を迎え、記者会見に臨みました。
このなかで門川市長は、4期16年の市政について「リーマンショックからはじまり、財政難克服への取り組み、コロナ禍、困難につぐ困難な市政運営でもあった」と振り返ったうえで、「現地現場主義を貫き、市民のみなさんの熱いお気持ちにこたえる市職員と汗をかき、『いばらの道』という人もいたが、『感謝と感動の日々』だった」と述べました。
また、京都市民に対しては、「皆さんの英知やエネルギーを発揮していただき、着実にまちづくりが前進した。福祉や子育て支援、景観といったことも、市民力をいかして大きく前進させていただいた。改めて感謝したい」とメッセージをおくりました。
このあと、市役所前の広場では、退庁式が開かれました。
門川市長は、後任となる松井新市長から花束を贈られ、多くの職員などに見送られながら市役所をあとにしました。