京都府議会議員 サンガグッズ フリマアプリ出品で謝罪

議員活動の一環で手に入れたサッカーJ1「京都サンガ」の選手のサイン入りグッズを家族がフリマアプリに出品していたとして、京都府議会議員が、チームに謝罪していたことがわかりました。

京都サンガに謝罪したのは、自民党の瀧脇正明 府議会議員です。
瀧脇議員によりますと、今月(2月)7日に開かれた京都サンガを応援する超党派の議員連盟の総会で、抽せんで公式グッズのタオルマフラーが当たり、選手3人にサインを書いてもらったということです。
その後、別の府議からの指摘でこのタオルマフラーがフリマアプリに出品されていることに気づき、確認の結果、家族が無断で出品していたことが分かったとして、13日、取り下げたということです。
価格は4000円前後に設定されていました。
瀧脇府議はNHKの取材に対し「タオルマフラーを使って応援するつもりだったが、家族が手違いで出品してしまった。大変失礼なことで、申し訳ない。今後は管理を徹底したい」と話しています。
また、14日、京都サンガを運営する「京都パープルサンガ」の伊藤雅章 社長と面会し、いきさつを説明したうえで、謝罪したということです。
京都パープルサンガは「激励会に出席し、サインをした選手の気持ちを推し量ると大変残念だ。同じことが起きないよう注意していきたい」とコメントしています。
弁護士で、青山学院大学法学部の浜辺陽一郎 教授は「法的には問題がないと思われるが、公人の立場で手に入れた物を管理できておらず、公私混同していると疑われかねない事態を招いたことを反省するべきだ」としています。