独特の粘りが特徴の海藻「アカモク」の収穫始まる 宮津

若狭湾に面する宮津市で、独特の粘りが特徴の海藻、「アカモク」の今シーズンの収穫が始まりました。

「アカモク」は、独特の強い粘りとシャキシャキとした食感が特徴で、食物繊維やミネラルが豊富なことから、健康食としても注目されています。
京都府北部では、5年前から本格的な養殖が行われていて、このうち、宮津市の養老漁港では、2日から今シーズンの収穫が始まりました。
海中に張られたロープに付着するように成長したアカモクは、長さおよそ10メートルに育っていて、漁業者が海から引っ張り出すようにしてかごに入れていました。
ことしは、例年どおりおよそ12トンの水揚げを見込んでいて、主に地元や関西のスーパーに出荷されるということです。
アカモクの養殖を行う泉慎也さんは、「ことしも無事にアカモクがよく育ちました。みそ汁に入れたり、サラダにしたりすると食べやすいので、ぜひみなさんに食べてほしい」と話していました。
アカモクの収穫と出荷は、来月(3月)中旬ごろまで行われます。