京アニ裁判 25日判決 「もう1人の作者」の存在を知って

5年前(2019年)、「京都アニメーション」のスタジオが放火され社員36人が死亡し、32人が重軽傷を負った事件で、殺人や放火などの罪に問われた青葉真司被告に対し、25日、京都地方裁判所で判決が言い渡されます。
裁判が続くなか、去年、ある小説が京都アニメーションから出版されました。
事件に負けまいと執筆した作家は、「もう1人の作者」の存在を知ってほしいと訴えています。

※動画(5分25秒)をご覧ください。

●完成した作品は武本さんの両親にも届けられ、母親は、「小説のキャラクターの名前は息子が考えたものだということで、うれしいし、息子も喜んでいると思います。事件がなかったらオリジナル作品が完成していたと思うと残念ですが、小説にしてもらい感謝しかありません。続きも読んでみたいです」と話していました。