京都 寂光院 冬至に無病息災願う「かぼちゃ供養」

22日は1年で最も昼が短い「冬至」です。
これにあわせて、京都市左京区の寺では、かぼちゃを味わいながら1年の健康を祈る行事が行われました。

京都市左京区にある寂光院では、冬至にかぼちゃを食べて1年の健康を祈る「かぼちゃ供養」が毎年行われています。
かぼちゃは、白だしと砂糖で煮込んだもので、参拝客にひとかけらが無料でふるまわれます。
22日は、昼までに50人ほどが訪れ、温かいかぼちゃをおいしそうに味わっていました。
埼玉県から家族旅行で訪れたという50代の男性は、「かぼちゃ供養を行なっていると聞いて来てみました。寒かったので、かぼちゃを食べて温まりました」と話していました。
また、夫婦で訪れたという70代の女性は、「ことしの正月は夫婦でコロナになってしまって大変でしたが、きょうかぼちゃを食べたので、来年は元気に過ごせそうです」と話していました。
寂光院のかぼちゃ供養は、24日まで行われています。