宇治 源氏物語をテーマにした特別授業 高校生が雅楽学ぶ

来年放送の大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部が書いた源氏物語をテーマにした特別授業が宇治市で行われていて、14日は高校生が平安時代から続く雅楽を学びました。

宇治市の城南菱創高校では、地元の歴史や文化に触れてもらおうと、2年生と3年生の11人を対象に、源氏物語をテーマにした特別授業を10月から定期的に行っています。
源氏物語では多くの場面で雅楽の演奏シーンが描かれていることから、14日は府内で雅楽教室などを行っている団体から2人の講師が訪れました。
特別授業では、「笙(しょう)」と呼ばれる楽器などの演奏が行われました。
また、源氏物語で登場する雅楽や舞についても説明がありました。
参加した2年生の畠中真帆さんは「迫力があってすごかったです。雅楽などを知って、源氏物語が身近なものに感じられるようになりました」と話していました。