京都大学で研究室改装 ITやAIなど先端技術の人材育成へ

京都大学で、ITやAIなどの先端技術に秀でた人材を育成しようと、研究室が改装され、30日、お披露目されました。

改装されたのは、京都大学学術情報メディアセンターで、AIや「ブロックチェーン」と呼ばれる先端技術などの研究を行う首藤一幸 教授の研究室です。
新たな研究室は2つに分かれていた部屋を1つに統合したほか、部屋の中央に全長10メートル、幅3メートルの大きな机を設置するなど、議論が活発化しやすいよう工夫が凝らされています。
改装は東京のIT企業が全面的に支援していて、今後、研究室と連携して人材育成などに取り組むことにしています。
30日のお披露目式で、京都大学の引原隆士 理事・副学長は「こうした研究室に学生が集まってくることはすばらしいことで、今後の活躍を願っている」とあいさつしました。
首藤教授は「世の中のためになる研究ができるよう、学生と頑張りたい」と話していました。