関西出身バレエダンサー2人に「文化庁長官表彰」京都移転後初

アメリカのバレエコンクールで金賞に選ばれた関西出身のダンサー2人が4日、京都に移転した文化庁の庁舎で「文化庁長官表彰」を受けました。

表彰を受けたのは、ことし、アメリカで開催された若手バレエダンサーの登竜門の1つ「ジャクソン国際バレエコンクール」にペアで出場し、シニア男性部門とシニア女性部門でそれぞれ最高賞の金賞を受賞した▼東大阪市出身の佐々木嶺さんと▼神戸市出身の徳彩也子さんの2人です。
表彰式は、京都に移転してから初めて文化庁の庁舎で行われ、2人は都倉文化庁長官から芸術分野で国際的に顕著な成果をあげたとして「文化庁長官表彰」を贈られました。
表彰式のあと、佐々木さんは「関西で舞台をやりながら文化庁の助成を受け、ずっと力を添えてもらってきた。京都移転第1号のタイミングでもらえたことをうれしく思う」と話していました。
徳さんは「光栄な賞をいただけたので活躍の場を広げ、見てもらった人に喜んでもらえる活動をしたい」と話していました。