京丹後 中学校で生成AI活用した英会話学習 導入へ

京都府北部の京丹後市の中学校で、来月(10月)から生成AIを活用した英会話学習が取り入れられることになりました。
京丹後市によりますと、公立の中学校で生成AIを活用した英会話学習は全国的に珍しいということです。

これは、22日、京丹後市の中山泰市長が定例の記者会見で明らかにしました。
新たな英会話学習は中学2、3年生が対象で、生徒が英語でタブレット端末に向かって話しかけると、生成AIが内容を認識して音声で返答する仕組みで、実践的な英会話が身につくほか、会話を終えたあとには、発音や会話の進め方などについて改善点が示されます。
また、タブレット端末があれば、学校だけでなく自宅でも学習できるということです。
市によりますと、公立の中学校で生成AIを活用した英会話学習は全国的にも珍しいということで、中山市長は、「家庭にもネイティブの先生がいて、発音などの練習ができる環境を生徒は大いに生かしてほしい」と話していました。