「福知山鉄道館フクレル」オープン前に地元関係者対象の内覧会

「鉄道のまち」を体験できる博物館「福知山鉄道館フクレル」が、26日、福知山市内にオープンするのを前に、地元の関係者らを対象にした内覧会が開かれました。

福知山市は、大阪や京都の大都市と、府の北部を鉄道で結ぶ交通の要所として栄えた歴史があります。
「福知山鉄道館フクレル」は、鉄道とともに発展してきた市の歴史を伝える施設で、26日、市内にオープンするのを前に、24日は地元の関係者らを対象にした内覧会が開かれました。
施設には、JR福知山駅周辺の町並みを150分の1の縮尺で立体的に再現したジオラマや、昭和24年から昭和48年にかけて福知山線・山陰本線を走行した蒸気機関車C5793の直径175センチの動輪など、およそ150点が展示されています。
また、石炭に見立てたものを釜にくべるSLの機関助士や、電車の運転士を体験できるコーナーもあり、訪れた地元の園児たちがさっそく楽しんでいました。
「福知山鉄道館フクレル」の森田成章 館長は、「1人でも多くの方にお越しいただき、愛される施設にしていきたい」と話していました。