任天堂 ４〜６月決算 最新ゲーム販売好調 最終利益過去最高

本社が京都市にある大手ゲームメーカー、任天堂の、ことし６月までの３か月の決算は、最新のゲームの販売が好調なことなどから、グループ全体の売り上げと最終的な利益がともに、この時期としては過去最高になりました。

京都市に本社がある任天堂は、３日、ことし４月から６月までの３か月の決算を発表しました。
それによりますと、▼グループ全体の売り上げは、前の年の同じ時期より５０％増えて４６１３億円となり、▼最終的な利益は５２％増えて１８１０億円となりました。
この時期としては売り上げ、利益ともに過去最高となりました。
任天堂は要因として、ことし５月に発売した人気ゲームソフトの最新作の販売が好調なことに加え、会社が権利を持つキャラクターが登場する映画がヒットし、知的財産関連の収入が増えたことなどがあるとしています。
さらに、円安が進んだことで海外の売り上げが伸びたこともあるということです。