JR京都駅でゆるキャラたちが修学旅行生を歓迎

本格的な修学旅行のシーズンが始まり、JR京都駅では、新選組にふんした俳優やゆるキャラたちが新幹線で到着した中学生たちを歓迎しました。

これは、京都市や府内の観光事業者などでつくる協議会が毎年、この時期に行っているもので、およそ80人がJR京都駅に集まりました。
9日は午前9時半すぎから栃木や神奈川などの9つの中学校の生徒、およそ1700人が専用の車両などで次々と到着しました。
生徒たちがホームから階段をおりてくると、京都市の門川市長や新選組にふんした俳優、それにゆるキャラやバスガイドたちが出迎え、一斉に拍手をして歓迎しました。
そして、バスガイドが、「歴史と文化に触れて、いつまでも思い出に残る修学旅行を楽しんでください」とマイクで声を掛けると、生徒たちは笑顔で手を振り、応えていました。
市によりますと、京都を訪れる修学旅行生の数は新型コロナの影響で、3年前(令和2年)、およそ16万人まで落ち込みましたが、ことしは、感染拡大前と同じ程度の70万人にまで回復すると見込んでいるということです。
門川市長は、「文化庁も移転してきた京都で、修学旅行を楽しんでもらい、大人になったときに心に残るものになってほしい」と話していました。