京都 右京区 宝泉寺のヤマザクラ「センダイヤ」が見頃

京都市右京区京北の山あいの寺、宝泉寺でヤマザクラの一種「センダイヤ」が見頃を迎えています。

「センダイヤ」は「日本の植物学の父」とも呼ばれ、NHKの朝の連続テレビ小説『らんまん』のモデルとなった植物学者、牧野富太郎博士が名を付けたヤマザクラの一種です。
高知県の「仙台屋」という商家に植えられていたことからこの名が付いたということです。
宝泉寺の裏山にある4ヘクタールの桜園には、およそ160本のセンダイヤが4年前(2019年)に植えられました。
葉が茶色で、花びらが薄紅色で大きいのが特徴で、ことしは例年より10日ほど早く見頃を迎えているということです。
宝泉寺の住職、尾池文章さんは「朝もやや、夕方の西日がなんとも言えなく美しい。桜と里山の風景を楽しんでいただきたい」と話していました。
宝泉寺の桜園は4月16日まで公開されています。