大日本図書から飲食接待で京都市教委が減給など懲戒処分

教科書会社「大日本図書」の担当者から飲食の接待を受けていたとして、京都市教育委員会は、市教委の職員と、京都市立の小中一貫校の教頭を減給などの懲戒処分としました。

懲戒処分になったのは、▼京都市教育委員会の54歳の主任指導主事と、▼京都市立の小中一貫校の51歳の教頭です。
京都市教育委員会によりますと、このうち54歳の主任指導主事は、教科書選定委員として採択の事務に関わる立場にあった平成29年から令和4年にかけて「大日本図書」の教科書を発行する担当者と4回にわたり飲食し、代金の一部を負担させる接待を受けていたということです。
また、51歳の教頭は同じく教科書選定委員だった平成30年と令和元年にあわせて3回、「大日本図書」の担当者と飲食をした際、代金の全額を負担させていたということです。
京都市教育委員会は、▼主任指導主事を「減給10分の1、1か月」、▼教頭を「戒告」のそれぞれ懲戒処分としました。
一方、市教委は、これらの飲食の際、教科書採択に関わる会話は行っていないとして、教科書の選定への影響はなかったと説明しています。
京都市教育委員会の稲田新吾 教育長は、「公教育への信頼を損ねる行為であり、厳正に処分を行った。今後、再発防止の徹底に努めてまいりたい」とコメントしています。