四条通地下道で障害者が制作した絵や作品をポスターで展示
京都市の中心部にある地下道を会場に障害がある人たちが制作した絵などのアート作品をポスターにして紹介する展示会が開かれています。
この展示会は、京都市のNPO法人「障碍者芸術推進研究機構」が開き、京都市の四条通地下道には知的障害や精神障害などがある42人が制作した絵などのアート作品を取り込んだポスター、あわせて50点が展示されています。
B1サイズの大きさで地下道の26本の柱にかけて紹介されていて、このうち若林義輝さんの絵は色鉛筆で海と植物、そして空を独特の色使いで表現しています。
また、石原寛子さんの作品は透明のセロハンテープを丸めたものをひとつひとつ集めてアート作品に仕上げていて、中にはピンクやオレンジに色づけされたテープもあります。
NPO法人「障碍者芸術推進研究機構」の重光豊 副理事長は「アート作品を制作したみなさんはそれぞれのテーマを持って楽しく創作活動にあたっています。ぜひ作品に触れ感動してほしいと思います」と話していました。
この展示会は4月2日まで開かれています。