京都の神社でウクライナ平和祈る俳句を展示 40か国から応募

ウクライナへの軍事侵攻が続く中、世界40か国の人たちが平和をテーマに詠んだ俳句が京都市の神社に展示されています。

この取り組みは、ウクライナへのロシアの軍事侵攻が続く中、平和を祈ろうと、俳人の黛まどかさんが中心となってことし3月からウェブサイトで俳句を募集しました。
これまでに、世界40か国から英語やフランス語などの800句ほどが寄せられていて、このうちおよそ180句が京都市上京区の梨木神社の境内に短冊に書かれて展示されています。
この中で、7月にウクライナから京都市に避難してきたアンナ・シェルシュノヴァさんの句は、軍事侵攻で空襲警報が鳴り響く中でも静かに眠る子どもの姿に、安ど感や望みを見いだした時の様子を表現しています。
シェルシュノヴァさんは「平和が今、最も大切だと思います。私たちの人生の一番の目的は、平和と互いを大切に思う気持ちに気づくことで、今こそ戦闘を終わらせるべきです」と話していました。
19日はウクライナのコルスンスキー駐日大使も神社を訪れ、展示された俳句を見て回っていました。
コルスンスキー大使は「さまざまな国の異なる言語によって、平和のメッセージが美しい俳句の中に詠まれています。ここで目にすることができ、とてもうれしく思います」と話していました。
プロジェクトの代表の黛さんは「世界中の人たちが平和な世の中を求めて俳句を詠んでいます。一つ一つは短い俳句ですが、思いが一つになることで大きな力になって、平和な世の中を築く一助になればと思います」と話していました。
この展示は今月(11月)末まで行われています。