新種の甲殻類「ワカサスナモグリ」舞鶴市沖合で発見

砂や泥の海底などに生息する甲殻類、「スナモグリ」の新種を京都府舞鶴市の沖合で発見したと、京都大学などの研究グループが発表しました。

「スナモグリ」の新種、「ワカサスナモグリ」を発見したと発表したのは、京都大学フィールド科学教育研究センターの邉見由美 助教らの共同研究グループです。
「スナモグリ」は砂や泥の海底などに生息する甲殻類で、グループは4年前、舞鶴市沖合の若狭湾内で日本で一般的に見られるものよりも小さい体長2センチほどの「スナモグリ」を見つけました。
詳しく調べた結果、触角や脚の形に特徴があるほか、ミトコンドリアのDNAの配列などから新種とわかったということで、「ワカサスナモグリ」と名付け、9月上旬に国際的な学術雑誌に論文を発表しました。
邉見助教は改めて、若狭湾で「ワカサスナモグリ」の採取にあたり、26日は水深26メートルほどの海底で4匹の「ワカサスナモグリ」を見つけました。
グループは観察を続けて、詳しい生態を調べることにしています。
邉見助教は、「若狭湾の泥の中にいることがわかった新たな生き物が、どのように巣をつくるのかなどを、研究していきたい」と話しています。