京都府 全数把握見直し 健康フォローアップセンターで支援へ

京都府の新型コロナの対策本部会議が開かれ、感染者の全数把握について今月26日から全国一律で詳しい報告の対象が見直されるのにあわせて、府でも重症化リスクの高い人などに報告を限定するとともに、対象から外れる人には新たに設置する「健康フォローアップセンター」で支援にあたることを決めました。

京都府は21日、府庁で新型コロナの対策本部会議を開き、感染者の全数把握について今後の対応を検討しました。
政府では医療機関の負担を軽減するために、今月26日からは全国一律で詳しい報告の対象を見直すことにしていて、府でも詳しい報告は65歳以上の人や入院が必要な人など、重症化リスクの高い人に限定し、保健所が引き続き療養支援することを決めました。
また、報告の対象から外れる人のうち、希望する人に対しては、新たに設置する「健康フォローアップセンター」で体調の相談などを保健所に代わって受け付け、症状が悪化した際には医療機関を紹介するなど、支援にあたることを決めました。
また、感染者数が減少傾向にあることなどから、今月末を期限として府内に出していた「BA.5対策強化宣言」は25日で終了し、今後も引き続き、基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけるとしています。
会議後の記者会見で、西脇知事は「報告の対象外となる人は自身で健康管理することになるが、不安がある場合などはフォローアップセンターに登録してもらうことでしっかりと対応していきたい」と述べました。

【京都市 門川市長“適切な判断”】
京都市も21日、新型コロナの対策本部会議を開き、感染者の全数把握について、今月26日から全国一律で詳しい報告の対象が見直されることについて、京都市の門川市長は、「一番大切なのは、高齢者や重症化リスクのある方の命を守ることで、そのためには、医療機関に過度の負担をかけないことが重要だ。感染対策と社会経済を回していくことを両立させていくべき時期であることを考えても適切な判断だ」と述べました。

【フォローアップセンター連絡先】
「フォローアップセンター」の連絡先は、▼京都府の電話番号が075ー708ー2439、▼京都市が050−3614−9575で、いずれも今月(9月)26日から24時間受け付けます。

【オミクロン株対応ワクチン接種開始】
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンについて、京都府内では、京都市で21日から高齢者施設での接種が始まったほか、府は今月26日から、府の集団接種会場で接種を開始することにしています。
集団接種会場は、▼今月26日が京都タワー、▼来月1日が京都田辺中央病院、▼来月5日が綾部ルネス病院となっています。
対象は、4回目接種を終えていない高齢者や医療従事者となっています。