亀岡市 保育所でおむつ無償提供 使用済みおむつ施設側処分へ

保育所などで子どもが使う紙おむつについて、亀岡市は子育て支援の一環として、ことし11月から無償で提供することにしました。
あわせてこれまで保育所などから保護者が持ち帰っていた使用済みの紙おむつも施設側で処分する方針に変えることにしています。

亀岡市では、保育所などで子どもが使う紙おむつは、保護者が自宅から持ち込み、使用済みを持ち帰ることになっていますが、保護者から負担になっているという声が寄せられていました。
このため亀岡市は、市内の保育所や認定こども園などで園児が使う紙おむつをことし11月から無償で提供することを決めました。
市によりますと、紙おむつを無償で提供するのは府内の市では初めてだということです。
市内の公立と民間の29の施設に通うおよそ750人の子どもが対象で、あわせて市はこれまで保護者が持ち帰っていた使用済みの紙おむつを、施設側がごみとして処分する仕組みに変えることにしています。
このうち「亀岡市立本梅こども園」では、保護者が名前を書いた紙おむつを持ち込み、専用のトレイに置いています。
部屋の近くには、紙おむつを捨てるごみ箱が並んでいて、保育士が使用済みの紙おむつを回収し、保護者が迎えに訪れた時にひとつの袋にまとめて手渡すことになっています。
「亀岡市立本梅こども園」の宅間由香 園長は「保護者にとって紙おむつを持ち込む時に荷物がかさばるし、持ち帰る際のにおいなども問題になっていた。使用済みおむつの分別は施設の負担にもなっていたので今回の決定は保護者、施設の双方で助かると思います」と話していました。

【おむつ持ち帰り見直し相次ぐ】。
ことし2月から3月にかけて実施された民間の調査によりますと、京都府内の26の市町村のうち19の自治体の公立の保育所で、使用済みの紙おむつを保護者に持ち帰ってもらっているということです。
こうしたなか、ことしから方針を見直す自治体が相次いでいて、木津川市と八幡市、それに京丹後市では保護者から負担になっているという声を受けて、ことし4月から施設側でおむつを引き取り、ごみとして出すことになりました。
また、南丹市と京都市は今年中におむつの処理は施設側で対応することにしています。