祇園祭 196年ぶり復帰の「鷹山」 三条通で「曳き初め」

今月24日に行われる祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)を前におよそ200年ぶりに復帰する「鷹山(たかやま)」の組み立てが終わり、20日試しにひく「曳き初め(ひきぞめ)」が行われました。

京都の祇園祭の山鉾の1つ「鷹山」は、江戸時代に風水害の影響で損傷して以来、山鉾巡行には参加していませんでしたが、このほど復元され、今月24日の後祭の巡行で196年ぶりに復帰します。
「鷹山」の組み立ては今月16日から始まり、18日には「真松」と呼ばれる山鉾の中心部分の柱を建てる作業が行われました。
そして20日組み立てが完成し、京都市中京区の三条通でお披露目され、近所の人などおよそ100人によって「曳き初め」が行われました。
「鷹山」は高さが17メートル、お囃子のメンバーが乗ると重さはおよそ12トンあります。
「鷹山」は途中、同じように「曳き初め」をしていた「北観音山」と交差点で一緒になり、参加者がたがいにあいさつを交わしていました。
鷹山保存会の山田純司 理事長は「無事に曳き初めを終えられ、感無量です。ただ、復帰だけが目的ではないので、巡行当日は疫病退散などを祈って参加したいです」と話していました。