祇園祭 山鉾巡行を前に「山伏山」で消火訓練

今月、3年ぶりに実施される京都の祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)を前に、山鉾の近くから出火したことを想定した消火訓練が行われました。

京都市中心部では、今月17日に祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾巡行が実施されるの前に、参加する山鉾があちこちで建てられています。
このうち、京都市中京区にある「山伏山」では、消防隊員や保存会の関係者、およそ15人が参加して消火訓練が行われました。
訓練は、山付近から出火し、貴重な装飾品を保管している会所にも延焼のおそれがあることが想定され、はじめに保存会の関係者が貴重な装飾品などに見立てた段ボール箱を会所から運び出しました。
このあと119番通報し、消火器を使って初期消火にあたったほか、実際に消防車が駆けつけて、消防隊員が放水の手順を確認していました。
訓練のあと、中京消防署の澤熊輝力 署長は、「祇園祭の期間中は大勢の人が来ます。祭りが無事に終われるよう気を引き締めてほしい」と呼びかけました。
山伏山保存会の中澤利宏 理事は、「あらためて初期消火の大切さを感じました。感染対策も含め、安全安心な祇園祭にしたいです」と話していました。