祇園祭「社参の儀」 長刀鉾に乗る稚児が八坂神社を参拝

今月、3年ぶりに実施される京都の祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)で、先頭をいく長刀鉾(なぎなたほこ)に乗る稚児が、八坂神社を参拝する儀式「社参の儀」が行われました。

今月17日に行われる祇園祭の山鉾巡行の前祭(さきまつり)で先頭をいく「長刀鉾」は、地元の子どもが務める稚児が鉾の上に乗ってしめ縄を切り、舞を披露することで知られています。
新型コロナの影響で巡行はおととしから中止されてきましたが、3年ぶりに実施されることなり、13日は巡行を前に、稚児が京都市東山区の八坂神社を参拝する「社参の儀」が行われました。
まず、ことしの稚児で、伝統的な衣装を身にまとった小学5年生の岡本善太くんが、四条通沿いにある長刀鉾の会所から関係者にかつがれて姿を現しました。
そして、白馬にまたがって四条通を進み、およそ1.5キロ先の八坂神社に到着すると、馬から下りて本殿に向かいました。
このあと、神職からおはらいをうけたあと、参加者全員で巡行の無事を祈りました。
また、稚児は「杉守」と呼ばれるお守りを受け取っていました。
長刀鉾保存会の井上俊郎 代表理事は「巡行の無事と疫病退散を祈願しました。新型コロナの感染者がまた増加傾向にありますが、感染防止の対策をとるように努めたいです」と話していました。