祇園祭 3年ぶりの山鉾巡行 山鉾の組み立て進む

京都市中心部では、今月、3年ぶりに実施される祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)に参加する山鉾の組み立てが進められています。

京都市の中心部を走る四条通とその周辺には、祇園祭に参加する山鉾が地区ごとに大切に保存されています。
ことし3年ぶりに実施される山鉾巡行のうち、今月17日の前祭に参加する山鉾の組み立ては10日から始まりました。
このうち鶏鉾では、11日は真木と呼ばれる鉾の中心部の柱を立てる作業が行われました。
まず、真木を倒した状態で、中心にある「榊(さかき)」と呼ばれる部分に「紙御幣」が取りつけられました。
「紙御幣」は厄よけにつながるとされ、近所の人なども一緒にくくりつけました。
このあと、ウインチを使いながら真木をゆっくりと立てていきました。
育所の園児20人余りも駆けつけ、「よいとせー」とかけ声をかけながら作業を見守りました。
およそ10分後に高さおよそ25メートルの真木がまっすぐに立つと、拍手がおくられていました。
鶏鉾は12日に組み立てを終え、17日の山鉾巡行に臨みます。
鶏鉾保存会の田中友馬 理事は、「3年ぶりに山鉾を動かすので不安もありますが、無事に巡行を終えられるようにしたいです」と話していました。