京都の祇園祭 鉾を組み立てる「山鉾建て」が始まる

今月、3年ぶりに実施される京都の祇園祭の「山鉾巡行」に参加する山鉾の組み立てが始まりました。

10日は、今月17日の前祭の「山鉾巡行」に参加する山鉾のうち5つの鉾で、「山鉾建て」と呼ばれる組み立てが始まりました。
このうち、京都市下京区にある「鶏鉾(にわとりほこ)」では、22人が組み立てを行っています。
10日は、鉾のやぐら部分などを組み立てる作業が行われ、「縄がらみ」と呼ばれるくぎを使わず縄で縛る方法で、部材を固定していました。
祇園祭の見どころの1つ、「山鉾巡行」は、おととしと去年は新型コロナの影響で中止されましたが、ことしは3年ぶりに実施されます。
「鶏鉾保存会」の作事方棟梁の小林久也さんは「この2年間、巡行ができなかったので、みんな楽しみにしていますが、一方で、無事に終わるようにも願っています」と話しています。
「鶏鉾」の「山鉾建て」は、このあと「真木(しんぎ)」と呼ばれる柱が立てらるほか、豪華な懸装品(けそうひん)の飾りつけなどが行われ、12日に高さ25メートル余りの巨大な鉾が完成します。