京都府の平均「路線価」 2年ぶり上昇 観光回復期待背景か 

相続税などの計算の基準となる土地の評価額「路線価」が公表され、新型コロナの影響で下落していた京都府内の平均は、観光の回復への期待などを背景に、2年ぶりに上昇に転じました。

「路線価」は、主な道路に面した土地1平方メートルあたりの評価額を、国税庁が毎年1月1日の時点で算定し、相続税や贈与税を計算する基準となります。
1日に公表されたことしの路線価では、京都府内の7856地点の平均が去年と比べ0.2%上昇しました。
府内では、去年は新型コロナの影響で7年ぶりの下落となりましたが、ことしは上昇に転じた形です。
新型コロナ収束後の観光の回復への期待や、マンション需要の高まりなどが背景にあるとみられます。
府内13の税務署の管内で、最も評価額が高い「最高路線価」は、▼5地点で上昇、▼6地点で横ばい、▼2地点で下落となりました。
上昇率が最も大きかったのは、▼京都市下京区御旅町の四条通で、去年より3.1%上昇して673万円と、31年連続で評価額が最も高くなりました。
次いで、▼京都市中京区米屋町の河原町通で、去年より3%上昇して648万円、▼右京区西院高山寺町の四条通で、2.8%上昇して74万円でした。