京都 マッサージ店で女性客に準強制わいせつ罪 懲役3年求刑

京都市内のマッサージ店で女性客にわいせつな行為をした罪に問われている整体師の裁判が開かれ、検察側は「被害者はわいせつ行為に同意したことはなく、抵抗することが困難な状態だった」として懲役3年を求刑しました。
一方、弁護側は「同意を誤信する状況だった」などとして無罪を主張しました。

整体師の土岐康文被告(56)は、4年前、経営していた京都市のアロママッサージ店で、当時30代の女性客の胸を触るなどしたとして、準強制わいせつの罪に問われています。
京都地方裁判所で開かれた16日の裁判では、被害を訴える女性が出廷し、「家族や友人にも相談できず、この4年半は今までの人生でいちばんつらく苦しい時間でした。私の苦しみをくんだ判断を心より願います」と述べました。
このあと検察側は、「被害者はわいせつ行為に同意したことはなく、逃げられない状況から畏怖や困惑をし、抵抗することが困難な抗拒不能の状態になった」と指摘しました。
そのうえで、「女性が抵抗しないと見るや性的部位を触った卑劣な行為だ」と述べ、被告に対し、懲役3年を求刑しました。
一方、被告の弁護側は、「女性の態度からは、行為に対する同意があった、もしくは被告が同意があると誤信するのに十分な状況にあった」と述べ、無罪を主張しました。
裁判は16日ですべての審理を終え、判決は9月1日に言い渡されます。