京都平安ホテル 6月末で休業へ 新型コロナ影響など経営悪化

京都府の職員が加入する共済組合が運営する「京都平安ホテル」が、新型コロナの影響で経営が悪化したことなどを受けて、来月(6月)末で休業することになりました。

休業するのは、京都市上京区にある「京都平安ホテル」です。
昭和55年に開業し、客室数は88室で、府の職員が加入する地方職員共済組合が運営していますが、京都御所に近い立地で一般の宿泊客も多く、修学旅行や婚礼などでも人気を集めてきました。
一方で、共済組合によりますと、新型コロナの影響や施設の老朽化などで、最近は利用が伸び悩む状況が続いていたということです。
昨年度の宿泊客はコロナ前の2割ほどにとどまり、収支は1億6000万円余りの赤字となる見通しで、資金繰りが厳しい状況となり、来月末での休業を決めたということです。
ホテルの従業員20人には8月以降の解雇を通知していますが、従業員側は労働組合を結成して、解雇の撤回などを求めているということです。
地方職員共済組合京都府支部では、「今後については未定だが、このままでは廃業せざるをえない。従業員に対しては今後も丁寧に説明を続け、再就職に向けた支援を行っていきたい」としています。