「京都芸術大学」への名称変更 使用認める内容で和解成立へ

京都市の大学が、名称を「京都芸術大学」に変更したことに対し、「京都市立芸術大学」が、紛らわしく混乱が生じるとして名称の使用差し止めを求めていた裁判で、京都芸術大学側の名称の使用を認める内容で和解が成立する見通しになりました。

京都市左京区の学校法人が運営する京都造形芸術大学は、去年4月、名称を「京都芸術大学」に変更しました。
これについて、京都市西京区の「京都市立芸術大学」が、紛らわしく混乱が生じると訴え、裁判で名称の使用差し止めを求めていました。
1審の大阪地方裁判所は、「『市立』という設置主体を示す特徴的な部分によって区別できる」として訴えを退けましたが、京都市立芸術大学はこれを不服として控訴していました。
関係者によりますと、大阪高等裁判所は、学校法人が「京都芸術大学」の名称を使用することを認める一方で、「京都芸大」や「京芸」の略称は、京都市立芸術大学がこれまで通り使用するなどの和解案を提示し、20日開かれる協議で和解が成立する見通しだということです。
これにより、2年近くにわたって続いた名称をめぐる裁判は終結する見通しになりました。