天草市の御所浦恐竜の島博物館 来館者1万人を達成

ことし3月にリニューアルオープンした天草市の御所浦恐竜の島博物館で、29日、来館者が1万人を達成しました。

天草市の御所浦島にある御所浦恐竜の島博物館には、全長13メートルのティラノサウルスの骨格の複製や天草で発掘さた恐竜や貝の化石など、およそ2000点が展示されています。

3月20日のオープンから3か月あまりの29日、1万人目の来館者となったのは、祖父の80歳の誕生祝いのため、家族6人で天草を旅行中の熊本市西区の小学2年生、園田琥てつさんです。

園田さん一家には、記念の品として、博物館の職員から6人分の1年間無料パスや、地元のゆるキャラ「てらのくん」のぬいぐるみなどがプレゼントされ、記念撮影が行われました。

琥てつさんの祖父、園田章一さんは「天草には魚を食べに何度も来ていますが、御所浦は初めてで、1万人目ということでびっくりしました」と話していました。

御所浦恐竜の島博物館の早坂康隆館長は「予想より早く1万人が達成できて、ほっとしています。常設展のほか、化石セミナーなどの体験も楽しんでほしい」と話していました。