相撲甚句の全国大会で3連覇 芦北町相撲甚句会がNHK訪問

相撲の地方巡業などで披露される「相撲甚句」の全国大会で3連覇した「芦北町相撲甚句会」が13日、NHK熊本放送局を訪れ、相撲甚句を披露しました。

相撲甚句の愛好家でつくる芦北町相撲甚句会は、先月、東京で行われた相撲甚句全国大会で優勝し、3連覇を果たしました。

13日は甚句会の会員16人がNHK熊本放送局を訪れ、太田真嗣局長に優勝の報告をしました。

甚句会の矢野徹副会長は「町民の皆さんから『ぜひ3連覇を』と声を掛けてもらい、これ以上ないくらい練習しました」と話していました。

これに対し、太田局長は「令和2年7月豪雨の被害を受けながらも活動を続けられていてすごいと思います」と3連覇をたたえていました。

このあと、会員たちは「どすこい、どすこい」と掛け声を交えながら、芦北町などを題材とした相撲甚句を披露しました。

芦北町相撲甚句会の会長で芦北町長でもある竹崎一成さんは「3連覇できたのは、相撲甚句が好きだという熱い思いがあったからです。相撲甚句を通じて地域の文化振興の一端を担っていきたい」と話していました。

芦北町相撲甚句会は来年も全国大会に出場し、4連覇を目指すということです。