九州新幹線 博多・熊本間 ネット限定の割引切符は値段が変動

九州新幹線の博多・熊本間で、需要に応じて値段が変わる仕組みが7月からインターネット限定の割引切符を対象に導入されることになりました。

JR九州は28日、ことし7月の乗車分から、九州新幹線のうち最も利用客が多い博多・熊本間の割引切符で、需要に応じて値段が上がったり下がったりする「ダイナミックプライシング」の仕組みを導入すると発表しました。

対象となるのは、インターネット限定で乗車の7日前までに購入できる割引切符の「九州ネット早特7」です。

片道の料金は、従来は、▽大人が3800円、▽小学生以下の子どもが1900円ですが、導入後は、日にちや時間帯に応じて、▽大人が3400円から4200円、▽子どもが1700円から2100円の間で変動します。

JR九州によりますと、新幹線の切符を対象にした「ダイナミックプライシング」の導入はJRグループで初めてだということで、「これまでよりもお得な価格で、混雑を緩和して、快適な移動を提供できると考えている」とコメントしています。