東海大熊本星翔高のサッカー部15人が飲酒 全員を謹慎処分に

熊本市の東海大熊本星翔高校で、サッカー部の3年生15人が飲食店で酒を飲み、学校が全員を謹慎処分としていたことがわかりました。

熊本市東区にある東海大熊本星翔高校によりますと、先月、サッカー部の3年生15人が熊本市内の焼き肉店を訪れ、レモンサワーなどの酒を飲んだということです。

15人は公式戦を終えた後、私服で店を訪れたということで、今月に入ってから匿名の情報が寄せられたことから学校が聞き取りを進めたところ、全員が飲酒を認めたということです。

学校は県などに報告するとともに15人を今月9日から5日間、授業を別室で受ける謹慎処分としたほか、一部の大会出場をのぞき、サッカー部の活動を8日から9日間、自粛させるということです。

サッカー部は、今月末から始まる県高校総合体育大会には出場しますが、今回の問題を受け、監督は指揮をとらないということです。

部員はおよそ130人で、飲酒した15人は当初から県高校総体のメンバーに含まれていないということです。

学校は「ルールを学ぶのがスポーツなのに、法令というルールを守れなかったのは残念だ。ほかの生徒への影響も感じながら、自分を見つめ直してほしい」とコメントしています。