語り部たち 伊藤環境大臣や木村知事と面会

慰霊式のあと、水俣市の水俣病資料館では、この資料館で語り部の活動をしている人たちが伊藤環境大臣や木村知事と面会しました。

この中で、認定患者で「語り部の会」の会長を務める緒方正実さんが、「『起きてしまったことを、なかったことには決してできない』という視点で水俣病と向き合っています。水俣病を教訓として、国や県と連携し、明るい社会づくりを目指したい」と述べ、資料館に所蔵された資料の継続的な保存への支援などを求めた要望書を伊藤大臣に手渡しました。

これに対し、伊藤大臣は「活動への支援をしっかりと続けていきたい。皆さんの思いや活動が、水俣をはじめ、世界の環境問題を解決する力になると思います」と述べました。