実習授業で大学生が羊の毛刈り作業 熊本 益城町

畜産などを学んでいる大学生が暑さ対策のため、飼育している羊の毛を刈り取る作業が益城町で行われました。

作業は東海大学農学部の実習授業として行われ、26日は2年生35人が参加して2歳の羊、3頭の毛刈りに参加しました。

毛刈りは羊が暑さで体調を崩すのを防ぐため毎年、4月と5月の2回に分けて行われています。

学生たちは講師からバリカンの扱い方などを教えてもらった後、1人ずつ順番に刈り取る作業に取りかかりました。

最初は緊張した様子でしたが、講師のアドバイスを受けながら、およそ1時間かけて3頭すべての毛を刈り取りました。

刈り取った羊の毛は今後、参加した学生たちがぬいぐるみなどをつくる材料にする予定です。

毛刈りに参加した学生は「最初は怖く感じましたが、作業しているうちにだんだん慣れてきました。ただ納得できる出来ではなかったので、次回はしっかりと刈り取ることができるように頑張りたいです。」と話していました。