新たな副知事2人が就任 課題に全力で取り組むと抱負

24日付けで熊本県の副知事に就任した県庁出身の2人が記者会見を行い、農林水産業の振興や、球磨川流域の復旧・復興などの課題に全力で取り組むと抱負を語りました。

24日付けで新たな副知事に就任したのは、県の農林水産部長などを務めた竹内信義氏と、先月まで県の土木部長を務めていた亀崎直隆氏の2人です。

24日は県庁で就任の記者会見が行われました。

このなかで、農林水産業が抱える課題などへの対応にあたる竹内副知事は、「地域を支える基幹産業である農林畜水産業を元気にすれば、県全体の元気につながる。TSMCの進出による経済的な波及効果を県全域に広げられるよう、ソフト面含め取り組みたい」と述べました。

また、令和2年7月の豪雨で被害を受けた球磨川流域の復旧・復興や、交通渋滞の対策などを担う亀崎副知事は「木村知事とは現場主義という点で考えが同じなので、これまで培った技術的なネットワークをいかし、現場で見つけた課題に流動的に対応していきたい」と述べました。