「肥薩おれんじ鉄道」「銚子電鉄」と事業連携の協定結ぶ
熊本県と鹿児島県の間で運行している第三セクターの「肥薩おれんじ鉄道」は、千葉県の「銚子電鉄」と事業連携の協定を結びました。
熊本県と鹿児島県の間で運行している第三セクターの「肥薩おれんじ鉄道」は、先月、開業から20年を迎えました。
こうした中、地域鉄道の魅力などをより強く発信しようと、千葉県の「銚子電鉄」と事業連携の協定を結び、運輸による収入以外の収益を拡大するため、協力していくことを決めました。
今後、コラボレーションした商品の販売のほか、グッズの販路やイベントでの協力、乗車券の交流などを進めていくということです。
また、両社はどちらも沿線に海の町があるという共通点から、海洋ゴミの問題に着目し、廃棄された漁に使う網から新しい製品を生み出す活動も推進するということです。
肥薩おれんじ鉄道は、「今回の締結を契機に、交流を促進して地域経済の活性化に寄与していきます」とコメントしています。