熊本市動植物園 事故で休止したモノレール 26日に運行再開

去年10月、熊本市動植物園で遊具のモノレールが突然停止し後続の車両4台が追突した事故について、動植物園は再発防止策を講じたうえで、今月26日からモノレールの運行を再開すると発表しました。

去年10月、熊本市東区の市動植物園で、遊具のモノレールが突然停止し、後続の車両4台が追突して乗っていた大人6人が首や腰に痛みを訴えました。

事故を受けて動植物園はモノレールの運行を休止していました。

動植物園によりますと、事故は停止した車両の運転を再開するにあたり、担当者が必要な確認を行わずに電気を流す操作をしたことで、衝突が起きたということです。

事故を受けて、停止した車両のモーターを交換し、追突防止機能を新たに設置したほか、非常時のマニュアルを改訂するなどの再発防止策を講じたということです。

動植物園は安全が確保されたとして、モノレールについて今月26日の午前9時から運行を再開すると発表しました。

熊本市動植物園は「大変ご迷惑をおかけしました。今後は来園者が安心して楽しんで頂けるよう安全対策を十分講じて運行に努めてまいります」とコメントしています。