蒲島知事が退任 多くの職員やくまモンなどに見送られる

15日で退任する熊本県の蒲島知事は、15日夕方、多くの職員や県のキャラクター、くまモンなどに見送られながら県庁をあとにしました。

県庁では、15日夕方、任期の最終日となった蒲島知事を見送るセレモニーが行われました。

蒲島知事が姿を見せると、大勢の職員が拍手し、くまモンも知事を抱きしめて出迎えました。

そして田嶋徹副知事が「蒲島知事は、県職員を愛し、一度も怒ることなく日本一の県職員だと自慢してくれた。残された実績や情熱は、次の県政にいかすことを約束する」と感謝の気持ちを述べました。

これに対し蒲島知事は「16年は信じられないくらい早いスピードで過ぎた。これは県職員が一生懸命同じ方向に走ってくれたからだ。50年後100年後に熊本がすばらしい県になることを確信している」と最後のあいさつを述べました。

そして、くまモンと手をつなぎながら、多くの職員に拍手とともに見送られ、熊本県政史上最長となる4期16年にわたってトップを務めた県庁をあとにしました。