台湾東部の地震 熊本に進出のTSMC「詳細を確認している」
台湾東部沖を震源とする大きな地震の影響について、熊本にも進出しているTSMCは「詳細を確認している」とコメントしました。
TSMCはことし年末までに、菊陽町にある第1工場の本格的な稼働を始める予定であるほか、同じ熊本県内で第2工場の建設も明らかにしていて、熊本県はNHKの取材に対し、「引き続き、県内の工場の運営会社などとやり取りをしながら、情報収集に努める」と話しています。
日本時間の3日午前に起きた東部沖を震源とする地震があり、台湾の消防当局は、これまでに4人が死亡し、50人以上がけがをしたと発表するなど、大きな被害が出ています。
熊本県にも進出している台湾の半導体大手、TSMCは日本時間の3日午後、「地震による影響について詳細を確認している」などとするとコメントを出しました。
TSMCは、ことし年末までに第1工場の本格的な稼働を始める予定であるほか、同じ熊本県内で第2工場の建設も明らかにしています。
熊本県はNHKの取材に対し、「現時点でTSMCの工場への被害や、県内で予定されている第2工場の建設への影響について情報は入っていない。引き続き、県内の工場の運営会社などとやり取りをしながら、情報収集に努める」と話しています。