墜落ヘリと同型機の訓練を再開へ 陸自が関係自治体に説明

去年、沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落し10人が死亡した事故で、陸上自衛隊は同型機の飛行訓練を来週の月曜日以降全面的に再開させる方針を決め、熊本県内などの関係自治体に説明しました。

去年4月、沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のUH60ヘリコプターが墜落し、乗っていた10人全員が死亡した事故では、エンジンの出力が徐々に低下する「ロールバック」と呼ばれる現象が起きるなどして墜落したとする調査結果が公表されています。

陸上自衛隊は事故のあと、駐屯地の中や周辺を除いて同型機の飛行訓練を見合わせてきましたが、「ロールバック」が起きた場合の緊急操作の手順を確立し、部隊に周知するなど再発防止策を実施したとして、来週月曜日以降、全面的に再開させる方針を決めました。

同型機は、益城町の高遊原分屯地など全国7つの部隊に合わせて39機が配備されていて、駐屯地以外の場所でも飛行が行われることになります。

防衛省関係者によりますと、訓練を行う際の飛行ルートは部隊ごとに判断するとしていて、29日までに関係する自治体に、事故の再発防止策や訓練再開について説明したということです。