アーバンスポーツと呼ばれる競技の専用施設 菊陽町で開業へ

スケートボードなど「アーバンスポーツ」と呼ばれる競技を楽しめる専用施設が、菊陽町で2026年度に開業することになり、県と町が連携協定を結びました。

菊陽町は、JR豊肥本線の三里木駅の北側およそ2ヘクタールの敷地に、2026年度にスケートボードなど「アーバンスポーツ」と呼ばれる競技を楽しめる専用施設を整備します。

これに合わせ、熊本県と菊陽町は19日、アーバンスポーツの競技を通じた交流人口の拡大などを目指すとする連携協定を結びました。

菊陽町は、台湾の半導体大手、TSMCの進出などに伴い町内の人口が増えていて、周辺では2027年春にJRが新駅を開業する予定など活性化が期待されています。

町は専用施設の隣に町民グラウンドも移転する方針で、あわせておよそ26億円の事業費で、新たなにぎわいの拠点としていきたい考えです。

菊陽町の吉本孝寿町長は「アーバンスポーツの世界大会を開催できる可能性がでてくるのは大きなメリットだ。若い人たちにいろいろな可能性があることを感じてもらいたい」と話していました。