生成AI 県があいさつ文作成など業務での活用始める

生成AIの導入が全国の自治体で広がる中、熊本県は今月から、あいさつ文の作成といった業務での活用を始めました。

「ChatGPT」をはじめとする生成AIは、全国の自治体や企業で導入が進められています。

熊本県は去年、生成AIを用いて職員を対象に検証を行った結果、1つのあいさつ文を作成する作業の時間がおよそ30分短縮できたということです。

今月から導入したのは「Copilot」という生成AIで、知事部局の職員およそ4200人が、あいさつの文案作成や企画案の検討で活用するということです。

県は、具体的な活用事例や利用する上での留意事項をまとめたガイドラインを作成し、職員に説明会を開くことで利用の促進を進めることにしています。