熊本市で死んだカラス3羽から高病原性鳥インフルウイルス検出

熊本市内で見つかった死んだカラス3羽から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出され、環境省はカラスが回収された場所から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定して県が監視を強化しています。

県によりますと、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは今月22日に熊本市内で見つかった死んだハシブトガラス3羽です。

簡易検査でA型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたため、環境省が遺伝子検査を行っていました。

環境省は、野鳥が回収された場所から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、県が監視を強化しています。

県によりますと、半径10キロ圏内には養鶏場が2つありますが異常は確認されておらず、消毒の徹底などの対策をとるよう呼びかけているということです。

県内で野鳥から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは今回で3例目となり、合わせて5羽から検出されています。