高校生が阿蘇の木材使った手作りベンチ小中学校に寄贈 阿蘇市

林業や土木を学ぶ阿蘇市の高校生が阿蘇の森林で育った木材でベンチを手作りしました。
取り組みを行った団体から県内の6つの小中学校に贈られます。

ベンチを手作りしたのは阿蘇市にある阿蘇中央高校のグリーン環境科の生徒7人で、15日県庁でベンチの贈呈式が行われました。

ベンチは阿蘇の森林で育った木材を使って手作りされ、幅1メートル50センチで、3人から5人が座ることができます。

5か月ほどかけて全部で38台作りました。

肥後銀行が中心となって設置した環境保全活動を行っている団体が企画したもので、肥後銀行の甲斐隆博会長から県教育委員会の白石伸一教育長に目録が手渡されました。

3年生の入田大翔さんが生徒を代表して「みんなで協力して作りました。各学校で大切に使ってほしいです」とあいさつしました。

贈られたベンチは、県内の小中学校6校に設置されるということです。