能登半島地震 県教委が学校再開支援チームを被災地に派遣

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県内の早期の学校再開を支援するため県教育委員会は教員でつくるチームを12日、被災地に派遣しました。

県が派遣したのは、熊本地震をきっかけに結成された学校再開を支援するチームのメンバーで、教員の資格を持つ3人です。

石川県の教育委員会からの相談を受けて派遣を決めたということで、3人は地震で大きな被害を受けた石川県内の学校について、運営に向けた準備や子供たちの心のケアなどの支援にあたります。

県教育委員会では必要に応じて追加の支援も行う予定です。

県庁で行われた出発式で県教育委員会の白石伸一教育長は「被災地は非常に厳しい状況かと思いますがどのようなニーズがあるのか関係機関と協議して報告してほしい」と話しました。

また派遣される3人を代表して県教育委員会教育政策課の弓掛邦彦政策調整審議員が「現地では支援が手薄な一方で学校再開に向けた動きもあり、必要な支援をしっかり考えていきたいです」と話しました。

3人は13日から今月16日まで現地で活動するということです。