物価高支援策 八代市 キャッシュレス決済で最大20%還元へ

物価の高騰が続く中、八代市は来年の2月に、スーパーなどの店舗でキャッシュレス決済を利用すると、最大で20%の還元を受けられる支援策を実施することになりました。

これは、八代市の中村博生市長が21日の記者会見で、明らかにしました。

それによりますと、物価の高騰への支援策として、市内のスーパーや飲食店などあわせて1500か所で、キャッシュレス決済を利用すると、最大で20%の還元を受けられる事業を始めるということです。

実施期間は来年2月1日から29日までで、1回あたりの上限は1000円相当、期間中の上限は5000円相当となっています。

キャッシュレス決済を利用したことがない人に向けて、来月には個別の相談会も開く予定だということです。

一方、県が今月、八代市の周辺に企業の誘致に向けた工業団地を新たに整備すると表明したことについて、中村市長は「候補地を3か所に絞って検討を進めている。農業を維持するバランスも考えながら、県と協議していきたい」と述べました。