高齢者認知症予防に パソコンゲームのeスポーツ大会 美里町

高齢者の認知症予防などを目的にパソコンを使った対戦ゲーム、「eスポーツ」の普及に取り組んでいる美里町で住民が技術を競う大会が開かれました。

大会は、19日、美里町役場砥用庁舎で開かれ、町内に住む60代から90代のeスポーツ経験者24人が参加しました。

挑戦したのは次々に落ちてくる5色のキャラクターを動かして、同じ色を4つつなげると消すことができる人気ゲームで、うまく消せずに画面がキャラクターで埋まってしまうと負けになります。

大会は勝ち抜き戦でおこなわれ、参加者は慣れた手つきでコントローラーを操作していました。

対戦相手がよく知る町民どうしということもあって、真剣勝負でありながらも、なごやかな雰囲気で楽しんでいました。

最高齢の吉瀬絹枝さん(94)は「手先や頭の運動にもなっていいですね。これからも皆さん一緒に楽しく続けていこうと思っています」と話していました。

美里町美しい里創生課の古閑光主事は「介護予防や生きがいづくりの面からも広めていきたいです」と話していました。